12月31日 ハノイ市内

ハノイの街を食べ歩き

今日は、ベトナム最終日。妻、娘と別れて単独行動、旧市街を食べ歩く。
まずは、ウナギ春雨の店
「ミエンルオン」。ウナギの入ったスープ(7000ドン)を飲んだ。ウナギは、半分干してあるような食感だった。そこから旧市街に入る。バイク、人の数が一段と多い。

    

ドンスアン市場の周りは、露店がずらり。ものすごい活気だ。まさに、アジアのマーケット
道路の真ん中の車が通らない部分にも、露店が出ている。ベトナム人の商魂のたくましさに感心。
新年を迎えるからか、新しい服でおめかししたかわいい女の子がいたので写真を撮らせてもらった。

    

東河門の横を通って、市場の裏通りを回ってみることに。

    

ドンスアン市場を後にして、浜井幸子の「たっぷりうれしいベトナム」に載っている豚耳春巻き屋を探す。
豚耳春巻きは、ベトナム語で「ネムターイ」という。店の看板にもはっきりと“NEM TAI”とある。ピーナッツの粉がまぶしてある豚耳を、オブラートのように薄い春巻きの皮に野菜と一緒に巻いて、甘酢につけて食べる。とてもあっさりしていて、軽い食感でいくらでも食べられそうだった。(一人前6000ドン=約0.4$)

    

路上市場を通って、ホアンキエム湖の方へと歩く。路上市場では、春巻きの皮を買った。
「ミーヴァンタン」でワンタン麺を食べる。(10000ドン)コショウが多く、もう一つの味だった。
ホアンキエム湖の中の島にあるお寺
「玉山祠」に入ってみることに。(入場料3000ドン)

   

玉山祠の中には、1968年にホアンキエム湖で捕獲された大亀の剥製が展示されている。この湖には、大亀の伝説があるそうだ。
寺を出て、ホアンキエム湖のほとりを歩く。公園になっていて、ハノイ市民の憩いの場といった感じ。アベックもとても多い。そして、道ばたには体重測定屋さんも。

続いての目的地は浜井幸子の「たっぷりうれしいベトナム」に載っている、ホム市場の近くにある「マイ・ニャン」。ヨーグルトがとてもおいしかった。店の女の子が、この本に興味を持ち、長いこと見ていた。(ヨーグルトとケーキ12000ドン)
 

 

浜井幸子の本に載っている店を探して訪ねるのは、オリエンテーリング的な楽しみもありとてもおもしろい。食べたいものをいろいろと食べられて満足。
地図を見ると、近くに遊園地のある公園(トンニャット公園)があったので、休憩がてら行ってみることに。(入場料2000ドン)

  

タクシーでホテルに戻る。ベトナム最後の夕食は、バイキング形式で、おしゃれなレストランと評判の「ブラザーズカフェ」へ。ところがこの店、とてもきれいなのだが、味は今回ベトナムで食べた中で最低。値段も高く、全然満足できなかった。(3人で53$) 

夜9時半、ハノイ空港に向けて出発。帰国の途へ。

1月1日 ハノイ〜ソウル〜関空

元日の日本へ戻ってきた。
今回のベトナムの旅。人々は思っていたより穏やかでちょっと安心。行く前は、多くの戦いを覚悟していたのだが・・。リゾートで何も考えずボーッと過ごせたのもよかった。
でも、町のやかましさ、バイクの量と交通ルールのない道路にはびっくりした。でも、あの人々のエネルギーが国を発展させているように思った。しばらく経つと、あの喧噪の街がなつかしくなるのが不思議だ。今度は、バスを使わずのんびりと電車でベトナム縦断してみたいなあという気になった。